笑顔溢れる人と過ごすことで幸せ感と自尊心が高まる

人それぞれ幸せの定義は異なりますが、共通して言えることは、一緒に過ごす人がその感じ方に大きな影響を与えるということです。

心から笑顔を見せる人や、穏やかな雰囲気を持つ人と過ごすことで、自尊心が高まり、ストレスが軽減され、幸せ感が増すと言われています。

皆さんの周りには、「一緒にいるときは悩み事を忘れられる」「心から笑顔になれる」「明日も頑張ろうと思える」と感じる人はいますか。

そういった人々は、非常に価値ある存在です。彼らは、自然と他人を思いやる行動をとることができ、自分だけでなく、他人も幸せにするコミュニケーション能力を持っているのです。

一緒にいると幸せになる人の特徴5つ

心からポジティブな感情が湧き上がる人には、どのような共通した特徴があるのでしょうか。ここでは『一緒にいると幸せになる人』の特徴を紹介します。

精神的に安定感がある 幸せを感じる人が持つ特徴として、精神的に安定感があるという共通点があります。

精神的に安定している人は、心に余裕があるため、表情や言動、態度にも自然と相手を思い遣る配慮が滲み出ています。

そのため、一緒にいるだけで安心感を覚える人も多いでしょう。心から穏やかに話せる相手というのは、大人になると非常に貴重な存在ですよね。

適度なサポートで依存心を抱かせない 親しい間柄だと、どうしても相手のためにと自分にできる限りのことをしてあげたいと思ってしまいますよね。

しかし、過度なサポートや支援は相手の依存度を高めてしまい、かえって不幸にしてしまう恐れがあります。

しかし、一緒にいて幸せになれる人は、自ら行動を起こして状況を打開できるようなサポートや応援にとどめる傾向が見られます。

相手にできる全てのサポートを行うのではなく、状況に合ったアドバイスや情報を与えたりすることで、自分で状況を改善できるよう促しているのです。

何事にも前向きに楽しめる 何事にも前向きに楽しめる人は、相手が興味関心を持っていることにも楽しそうに耳を傾けてくれる傾向があります。

一緒に前向きに取り組んでくれたり、興味を持ってくれたりすると、それだけで嬉しい気持ちになったり楽しい気持ちになりますよね。

また、一緒にいる相手がフットワークが軽く、前向きな反応を見せてくれると、自分も同じように返したい、同じように楽しみたいという気持ちが湧き起こってくるはずです。

このように双方に良い影響を与えるような反応や姿勢を持つ人は、周囲の人をも幸せにするコミュニケーション能力の持ち主と言えるでしょう。

相手の良いところを褒めることが上手 一緒にいると幸せになれる人たちは、相手の良いところを見つけて、自然な形で素直に褒めることが上手です。

そのため、褒められた側も素直に受け入れることができ、ポジティブな気持ちになれます。そもそも相手の良いところを積極的に見つける能力は、普段の生活でどのような人間関係を築いているか、人間関係を築く上で相手のどこを見ているかという点が大きく影響しています。

普段から相手の良いところを無意識に見つけ、心の中で敬意を示していることの表れです。このように周囲の人に対してポジティブな見方ができるからこそ、一緒にいる相手にも幸福感を与えることができるのでしょう。

相手の話に耳を傾けて受け止めることが上手（聞き上手） 会話していると、つい自分の話をたくさんしてしまう人と、相手の話を聞く側の人に分かれることが多いですよね。

相手の話に耳を傾けて共感することが得意な人は、聞き上手な人として、相手が話していて楽しい気分になれます。

さらに、その話を共感できるかできないかは別に、受け止めることが上手な人は、相手にとって「話しやすい相手」「信頼できる人」という印象を抱かせます。

自分の話を真摯に聞いて受け止めてくれるだけでも、人は相手に寄り添ってもらえたような感覚になり、自尊心が上がることが多いです。

注意が必要な人！一緒にいると不幸になる人の特徴

ここまでは『一緒にいると幸せになれる人』の特徴を紹介してきました。反対に、世の中には一緒にいるとネガティブ思考に陥ったり、ストレスの原因となる『一緒にいると不幸になる人』も一定数存在します。

以下のような特徴を持つ人は、相手を不幸にしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

こんな人には要注意！一緒にいると不幸を招く人の特徴

『一緒にいると幸せになる人』の特徴5選 共通点や不幸を招く人も解説©

これまでに、「一緒にいると幸せを感じる人」の特性について説明してきました。しかし、世の中には、「一緒にいると不幸になる人」も存在します。これらの人々は、一緒にいるとネガティブな思考に陥ったり、ストレスを感じる原因となります。

以下のような特性を持つ人々は、他人を不幸にする可能性があるため、注意が必要です。

・自己認識の欲求が強く、自分の話ばかりをする

・自尊心が強く、自分の間違いを認められない

・他人の欠点ばかりを指摘する

・ネガティブな発言や会話を繰り返す

・精神的に不安定で、他人にストレスを与える傾向がある

・他人に対する依存度が高い

・平気で嘘をついたり、陰口を言ったりする

自分自身がこれらの特性を持っていると感じた方は、日々の生活の中で意識的に改善することをお勧めします。

他人にポジティブな感情を与えることは、自分自身にとってもプラスになります。一緒にいる人を不幸にするのではなく、幸せを感じさせるような会話や態度、行動、対応を心掛けてみてください。

心から楽しむことができる相手と一緒に過ごすことが、幸せへの鍵となります！

いかがでしたか？人間関係においては、心から楽しむことができる相手と一緒に過ごすことが、人生を楽しむ上で非常に重要な要素となります。自分を不幸にする人ではなく、幸せや充実感を感じさせる人との関係を大切にしましょう。